FON のビジネスモデル
「草の根無線LAN「FON」が日本でも始動」(CNet)
ということで、日本で受け入れられないのではないかとフォーラムに書いたけれど、すでに1800万ユーロの資金を調達していること、かつ運営には40万ユーロ/月しかかからないことが事実なら、何も生み出せなかったとしても3年半くらい運営できていけるということになる。これは、けっこう余裕があると思う。Skype もそうだが、基本的なアイデアやソフトウェアを提供して、運用にかかる費用をユーザーまかせにできれば、サービスの維持は容易だからだ(つぶれない「さおだけ屋」のようなものだ)。
ただし、ほんとうにみんなが使うようになるかどうかは、かなりの努力が必要だと思うけれどね。たとえば、セキュリティに関して対策をとるのは当然として、FON の収益モデルのひとつ(Bill)は ISP から提供された個人向けの接続を再販する形になるわけで、これは規約違反とみなす ISP がほとんどだろう。弱小 ISP が興味を持つといっても、そういうところは普及率が低いわけだから効果も低いだろう。はたして FON を公式に許諾する大手プロバイダが出てくるのだろうか。