mohno

ドメインに関する話題を取り上げます。と思いましたが、まあ色々と。

池田信夫blog「ビル・ゲイツの創造的(?)な資本主義」のコメント欄について

池田信夫氏のエントリ「ビル・ゲイツの創造的(?)な資本主義」のコメント欄(2008-02-08 01:35:20)について、事実認識を説明するために、はてブでコメント解除をお願いしたが、いまだ許諾されていないようなので、こちらで説明する。(コメント解除されたら「です・ます」で書くつもり)
自分のソースをもう一度、確認してください。
実のところ、池田氏が私と同じ wikipedia で確認されているとは思わなかった。というのも、池田氏が 2008-02-08 07:57:28 のコメントで引用した "Gates has been number one on the "Forbes 400" list from 1993 through to 2007" という文の直後に "and number one on Forbes list of "The World's Richest People" from 1995 to 2007" と続いているからだ。つまり、1993年には「Forbes 400 のトップ」(=アメリカで一番)になり、1995年に「世界一」になったということである。これが私の認識である。

はてブに書き込んだ後で、これは Forbes 誌上の話だから、「前年のランキング」を示している可能性はあるかもしれないと思ったが(それでも2年前ではないだろうが)、ソースが同じとわかった以上、さすがに気が付くだろうと思って対応を放置した(そうしたら、青字の記述が追記されてしまったのだが)。なお、削除されてしまった RRKK さんのコメントでは、それに類する点に触れられている。そういえば、池田氏によれば、自分の主張を否定するソースを示したら「間抜け」とお呼びしても誹謗中傷にはあたらないとのことであった。いずれにせよ、1993年に NHK が世界一というニュースを流したのなら、ただの誤報だろう。

ちなみに、池田氏と「意見の違い」があることは明白だが、「でたらめなコメント」とか「嘘」という指摘は、具体的に提示いただかなければ受け入れられない話である。これまでの指摘についても、意見の違いを別にすれば事実誤認があるとは思っていない。たとえば、以下のエントリに対するコメントでも、とくに事実誤認や論理の混乱は指摘されていない(もちろん、削除したコメントはない)。
http://blogs.itmedia.co.jp/mohno/2008/02/blog-8fd5.html

今回の件については、1993年でも1995年でもたいした問題ではなく揚げ足取りと呼ばれる程度の話かもしれないが、でたらめではない。一方、最近の例をあげると、荒木圭典氏に対して「間抜け」と呼んだことについて、その正当性の根拠(自分の意見を否定する記事にリンクした)が牧野氏の記事(池田氏の事実誤認を示唆)によって否定されているにも関わらず、なんら対応をされていないということは看過しがたい問題である、と私は認識している。ついでにいえば、荒木氏が間抜けを認めた、という前提で天羽氏に送られたメールについても、前提が否定された以上、放置するのは問題だと思う。そもそも、荒木氏のサイトにも同じ内容が残っているのに、それを見過ごしつつ天羽氏にメールを出したことに疑問を感じるのだが。さらに、著作権を否定しながら、ご自身の著書については著作権保護を求めるという姿勢についても同様である。
http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20080129#c1202204934

ところで、私のブログなどでの発言は勤務先を代表するものではなく、あくまで個人の立場で行っている。池田氏の意見を、上武大学とを結びつけて考えるべきとは思わないのと同じである。このような表現は、実名での発言を脅かしかねず、先日、お会いした津田さんも好ましくないという点で同意されている。

※2008.2.9追記。
現在のエントリでは不適切だった部分が修正されているので、新たに読む人は、このエントリが何を言っているのかわからないかもしれない。元のエントリの記録は以下のとおりである。

http://s01.megalodon.jp/2008-0208-1019-31/blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/98b4b87285471bda1e357944fadfe6e5
http://s02.megalodon.jp/2008-0208-2019-43/blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/98b4b87285471bda1e357944fadfe6e5

以下、是是非非で追記しておく。まずは「是」の部分。

池田氏がブログをCC(Creative Commons)ライセンスで公開されていることで、とくに断りなく上記のような複製を取ることができる。私は、いわゆるフリーライドのための複製には反対だが、検証性のための複製は価値があると考えている。以前は、ブログのCC公開というものにあまり意味を感じていなかったのだが(修正するときには修正箇所がわかるように修正していたこともあるが)、私のブログもCCで公開するべきかと考えている。

もうひとつは、実名による責任というところである。これが、匿名のたまり場でなされた発言であれば、結局、誰も尻拭いすることはなかっただろう。訂正だけでなく、謝罪の言葉を書かれた点は実名性なればこそと言える。

さて「非」の部分。

上記に書いたとおり、今回の件をたいした問題と考えたわけではない。しかし、より深刻な以下の部分については、いまだ何の対応もないようだ。

・牧野氏による事実誤認が指摘された理由により、荒木氏を「間抜け」と呼んだこと
・荒木氏が間抜けを認めたという事実誤認に基づいて、天羽氏に出したメール
・著作権保護を否定する主張をしながら、自身の著書には保護を求めるというダブルスタンダードな姿勢

また、私の goo アカウントによるコメント投稿の禁止が解除されたわけでもないようだ。むしろ、こうした問題がなくなれば、安心して池田信夫blogを巡回対象から外せるのだけど。

posted on 2008年2月8日 23:11 投稿者 mohno

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