ネガコメは文章技術の問題?
崎山伸夫氏に「
ネガコメになるのは単に文章技術の問題だと思う」という指摘をいただきましたので、再びエントリを起こしておきます。なお、文章技術というご指摘でもありますので、今回は意図的に「です・ます」調を使ってみます。
崎山氏は、私のコメントが文章の書き方に問題があるのであり、指摘内容の問題ではない、と擁護してくださっているのかもしれません。しかし、これまでに技術情報として文章を書くことで報酬を得た経験もありますし、文章を書くということ自体、本業の活動でもあるので、「文章技術に問題がある」というご指摘は、あまり嬉しいものではありません。崎山氏が、決して嬉しがらせようと思っているわけではないにしても、です。
そもそも、「ネガコメ」という表現を言葉通り「否定的なコメント」と解釈するのであれば、まさに「ネガコメを書いているので、ネガコメである」ということはできます。とくべつ開き直っているわけではありません。一方、私のコメントを「ネガコメ問題」のひとつとして分類されることは否定します。いわゆるネガコメ問題とは、小倉弁護士が“コメントスクラム”という表現をされているように、大勢によって特定のエントリに対してネガティブなコメントを寄せて、議論を進まなくさせてしまうことを指しているのではないでしょうか。
はてブの100字制限については、先のエントリでも触れましたが、これは相手のエントリに直接コメントを短く書く場合でも言えることです。himagine_no9 氏が指摘する通り、短いコメントは解釈の多様性を招きかねない側面はあるにせよ、その中で表現できるものはあります。
ここで、改めて今回の最初のコメントを再掲します。
「notice and takedown」<寝言。“検索広告”に出るものは検索会社の「審査」を通っている。リンク先の「広告ネズミ講」は別の話でしょ。審査基準が甘ければ儲かる、という話はある。→ http://tinyurl.com/6pzdco
“寝言”という表現が乱暴であるというご指摘は甘んじて受けますが、私なりに相手によって言葉を選んでいることをお断りしておきます。しかし、「notice and takedown」という表現が楠氏の言うとおり、事後通告のことを指しているのであれば、「notice and takedown」をするかしないかという選択肢を考える、つまり「事後に問題の通告があっても対処しないという選択肢」を考えるということは寝言以外の何物でもない暴論です。また、プロバイダ責任限定法などで使われる「事後に対処することで、事前対処を免除する」という意味であれば、事前の審査にこそ焦点を合わせるべきと考えています。このコメントでは、その点について触れたうえで、以前にそれを考察した自身のエントリへのリンクしているのですから、むしろ、今回の楠氏のエントリに対する指摘を100字の中に簡潔にまとめているのではないかと考えます。
ネガコメであるとか、粘着であるとか、色々な言われようはされているのですが、本題から外れた答えをされ続けた挙句に、表現に問題であるという批判を受けて一方的に議論を打ち切られてしまうというのは実に不本意です。また、そのような“ネガティブスパイラル”に陥って肝心の結論が得られないのは、たいてい「ネガティブエントリ」傾向にあるブロガーであることも申し添えておきます。さらに、この点において、楠氏(あえて敬称をつけます)は、その傾向が強いとまで思っているわけではないことも付言しておきます。