mohno

ドメインに関する話題を取り上げます。と思いましたが、まあ色々と。

医療問題論争に終止符は打てるか?

以前のエントリで取り上げた医療問題論争は、なかなか終わらないというか、ダラダラ続いているようだ。そこで、矢部弁護士のブログのエントリにコメントしてみた。承認制のようなので、念のため、以下にコメントを提示しておく。


おじゃまします。

小倉弁護士のブログとともに、ときどき傍観していただけなのですが、(小倉弁護士も)ダラダラと続いてしまっているので、以下を確認させてください。小倉弁護士は、「ドイツは先進国に含まれるか。」というエントリで、ドイツで違法性が阻却される条件として以下を挙げられています。

1. 当該治療が医学的に適応とされている。
2. 患者からインフォームドコンセントを得ている
3. 当該治療が医学的規則に従っている
4. 当該医療行為が倫理規範及び規則に反していない

実際、ここのエントリの最初の方のコメントには「過失(ヒューマンエラー)」も免責せよというニュアンスがあったと思いますが、この4条件を見る限り過失は含まれません。一方、最近のコメントではこれらの条件(あくまで正当な治療行為)のみが免責の条件なのだと主張されているように見えます。実際のところ、皆さまの主張は、どの位置にあるのでしょうか。

もし、免責範囲を過失にまで広げるということであれば、私個人は受け入れかねます。トラックの運転手が働きすぎであろうとも、それによって過失を免責してあげよう、という話を受け入れないのと同じです。むしろ、過失が起きないよう働き手を増やす、あるいは報酬などの待遇を改善する、という方向での主張がなされるべきです。

一方、上記のとおりドイツと同じ程度の条件が主張されているだけなのであれば、当然のごとく受け入れるべきものと思います。大野病院について詳細は知らないのですが、正当な治療行為であるならば、それを主張することで無罪を勝ち取るように活動すべきであるとも考えます。私は、小倉弁護士がこの点を挙げているにもかかわらず「きっと、その先まで免責を広げようとするに違いない」などと言われていることに疑問を感じているのですが、実際の皆さまのご意見を伺いたく存じます。

この4条件が必要十分なのであり、それ以上に拡大する懸念はない、と皆さまが明言されれば、不毛な論争に終止符が打てるのではないかと思っています。

※2008.7.9追記。はてブで小倉弁護士から指摘を受けて気づいたが、他のエントリへのコメントが公開されているのに、このコメントは公開されていないようだ。このエントリについては他のコメントが公開されているわけでもないので見逃されているだけかもしれない(私も、このブログのシステム上、古いエントリについた不適切なトラックバックは気がつかないことが多い)。矢部弁護士にも医療関係者の方々に不適切な表現があるとは思えないので、最近のエントリのコメントで改めて公開を依頼した。

posted on 2008年7月9日 3:04 投稿者 mohno

# 幻の合意点:医療関係者は矢部弁護士に近寄るべきではない @ 2008年7月10日 23:51

※2008.7.10 重要な追記。さきほど矢部弁護士から、以下のコメントをいただいた。

私のブログではコメントの承認制はとっておりません。 原則として自動承認自動公開です。 しかし、ブログシステム組み込みのアンチスパムを作動させています。...

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