mohno

ドメインに関する話題を取り上げます。と思いましたが、まあ色々と。

2008年7月9日 - 投稿

違法でないことは何でもありなのか、および文章技術
池田信夫氏の「ダビング10 そもそもおかしい6つの疑問」(アスキー)について、少しコメントしてみることにする。このエントリは、先の文章技術の問題という指摘への具体的反論という意味も込められている。どのような点が反論なのかについては最後にコメントする。ここで取り上げるのは、記事の2番目に書かれている「コピー制御を外すのは違法ではないか」という段落である。ここで、デジタル放送の録画を実現するフリーオは著作権保護手段として使われている信号を無視するだけなので違法ではないと指摘されている。たしかに違法性があるとは思えないのだが、では違法性がなければメーカーは何でもやっていいのだろうか。この話を知った後、しばらくして携帯電話のカメラを思いついた。携帯電話のカメラは撮影時に必ず撮影音が鳴る。これは、ボーダフォンがSH04というカメラ付きの携帯電話を発売した時からの業界標準になっている。おそらく、携帯電話のカメラは撮影音を鳴らせ、という法律はあるわけではないだろう。しかし、携帯電話にカメラが装着されたら、好ましくない隠し撮り行為が横行することも十分に考えられる。そのような判断をもって、メーカーの自主規制という形で撮影音を鳴らすことにしたのだろう。もし、ある携帯メーカーが「撮影音を鳴らすことは法的規制ではない」として撮影音の鳴らない携帯電話を発売したらどうだろう。隠し撮りしたい人々には売れるかもしれないが、同時に人々が隠し撮りされるリスクをばらまくことになるかもしれない。もっとも現実の携帯電話メーカーは、そうした行為で批判を受けるリスクを負うことはないだろう。それこそ「携帯電話型の(携帯電話ではない)デジタルカメラ」でもよいのだが、あくまで仮定の話をするなら、そのような撮影音が鳴らないような携帯電話は問題が多いということで法規制することになるかもしれない。その場合、小型のデジタルカメラを法規制から外すことも難しくなり、巷には小うるさいデジタルカメラばかり、という状況すら考えられる。そう考えると、違法でないことを強調して、違法でなければ何でもありなのだという議論に持ち込むことは、必ずしもすべての人の理解を得られるものではないように思う。いかがだろうか。さて、本エントリのどこが文章技術なのかという話に移ろう。等幅フォントを使っているのでお気づきだろうが、行ごとに同じ文字(35文字)で人為的に改行している。さらに、各行をまたいで熟語や言葉が折り返さないよう書いているのである。これは広告紙面のように限られた文字数で製品の紹介文を書くときに役立つ文章技術である。この他にも、指定した文字数で説明文を書くというのも得意である。もう一つの例として、昨年勤務先のイベントで作成した新聞を紹介しておく。実際の紙面(PDF)は、このエントリのリンク先からダウンロードできる。一部、原稿の提供を受けたものはあるが、すべての紙面は私が構成・執筆したものだ。ここでは、通常の新聞と同じように各段落ごとに決められた文字数で均等割り付けを使わずに文章を書いている。その上で、行の先頭に禁則文字が来ないようにしている。コラムなどは、最後の一マスまで使って書いている。文章技術の問題などと言われると、このように過剰反応するので、くれぐれも注意してほしい。(冗談です。念のため 続きを読む

投稿日時 2008年7月9日 3:53 投稿者 mohno : 0 コメント

医療問題論争に終止符は打てるか?
以前のエントリで取り上げた医療問題論争は、なかなか終わらないというか、ダラダラ続いているようだ。そこで、矢部弁護士のブログのエントリにコメントしてみた。承認制のようなので、念のため、以下にコメントを提示しておく。 おじゃまします。小倉弁護士のブログとともに、ときどき傍観していただけなのですが、(小倉弁護士も)ダラダラと続いてしまっているので、以下を確認させてください。小倉弁護士は、「ドイツは先進国に含まれるか。」というエントリで、ドイツで違法性が阻却される条件として以下を挙げられています。1. 続きを読む

投稿日時 2008年7月9日 3:04 投稿者 mohno : 3 コメント

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