mohno

ドメインに関する話題を取り上げます。と思いましたが、まあ色々と。

ある休日

例の件がなかなか進まないので、今日は、あまり当たり障りのない話でも書いておこう。息子が合唱の練習をしているのだが、今日はうっかり休みだったのを忘れて出かけてしまった。連れて行った妻が会場の直前で別れてしまったため、息子は誰もいない練習会場の入り口で妻が戻ってくるのを30分以上も待っていたらしい。

というような話があって、今日は家族で、「一葉桜まつり」というイベントを見に浅草に出かけた。午後に、「江戸吉原おいらん道中」というのがあったのだが、暑い中、ゆっくりと歩く花魁は大変だろうなあ。ちなみに、“現存する”最後の花魁が書いたという『華より花』という本を紹介していた。いや、本当にそう言って紹介していたんだってば。そのあと公園に行き、男の人が連れて来た犬(パグ)と、(息子を含む)子どもたちとが遊んでいた。この男の人、暑い日なのに背広でネクタイしていたが、何だったんだろう。夕食は「うんこビル」として知られるアサヒスーパードライホールへ。地ビールを一通り飲んだ妻は満足げだ。

ところで、山手線に導入されて人気を博しているのが「車内モニタ」。しばらく前から中央線にも導入されているが、中吊り広告に比べて、かなり宣伝効果が高く注目されているらしい。その社内モニタで、たまたま今日見かけたのが「エコライド」という新しい乗り物。ジェットコースターのように、高い位置に引き上げておいて、坂を転がせるという輸送手段である。世間のエコロジー活動を一例として取り上げられていたのだが、ほんとうにエコロジーなんだろうか。ちなみに、エコライドのプレス向け資料(PDF)があり、エコライド担当者へのインタビュー記事も公開されている。

まあ、「既存の乗り物よりエコロジー」というより、既存の乗り物を補完する位置づけのようだから、別に競合するわけでもないんだろうが(でなきゃ、置き換えが進むはずだ)、PDF資料を見てもらえばわかるとおり、建設費用が km 単位で計算されており、ここでは輸送力が考慮されていない。そりゃ、小さい乗り物なら建設費は安いだろうよ。というか、「引き上げて、坂を転がす」くらいなら、普通に横に押せば(進ませれば)いいんじゃない?という気もする。そんなにエネルギー効率が変わるような気はしないんだが。

PDFの最後に書いていある建設費比較でエコライドとほぼ同額になっているものにLRTとあり、これは何かなあと思ったらライトレールというもののようだ。ってことは、これがまさにレールを横に進むわけだよね。まあ、動力をどう持たせるかという点でエコライドの優位性を考えなくもないのだけど(乗り物自身には動力が不要なので)、乗り物を引き上げるためには、乗客もエレベーターなんかで引き上げなければならないはずだから、「乗り物分」だけの計算ではすまない気がする。

そもそもエコライドは仕組み上、途中で止まれないはず(緊急停止できない乗り物って怖くない?)。こんなこと、どこがやっているのかと思ったら、資料には「東京大学生産技術研究所」と「泉陽興業株式会社/泉陽機工株式会社」という名前があった。後者は、遊園地の乗り物で有名な会社で、自社でも横浜コスモワールドなんてのを運営している。楽しそうで、どこかで実用化されるかもしれないけれど、たいして効率がよくないことがわかって、あまり追従されない企画って印象を持ってしまうのだけど、どうだろうなあ。

全然、休日の話じゃなくなってしまったが。

posted on 2009年4月11日 23:38 投稿者 mohno

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