mohno

ドメインに関する話題を取り上げます。と思いましたが、まあ色々と。

「文句があるんなら、自分でやってみろ」

発端は小倉弁護士の「代表なくして課金無し」というエントリ。はてブで、「そうなんだけど、MIAU に代表してほしいと思わないからなあ。だからといって主婦連合会や中山信弘氏に期待しているわけでもないが。パブコメと選挙権を活用する程度か。」とコメントしたところ、ex_hmmt 氏から「うーむ……↓id:mohno のような「MIAUに代表して欲しくない」人たちは、「でもそれ以外の団体を立ち上げる程の事でもない」と考えてるんだよね、他の団体が立ち上がってこないのは。」と指摘された。そのとおり、と素直に返せないのは、実は痛いところである。

私を含め、色んなことに色んな文句をつける人がいる。政治家に文句を言い、役所に文句を言い、著作権者に文句を言い、ときには上司に文句を言う。言うんだけれども、「文句があるんなら、自分でやってみろ」と言われると、なかなか「じゃあ、やってやる」とは言えない。たとえば私は、政治家になって私事を忘れ、市民や国民のために心底尽くせるかというと、そういう覚悟があるわけではない。かつて堀江貴文氏が衆議院選挙に立候補した時には、驚いたものだ。政治家に文句を言う経営者はいても、自らその世界に飛び込もうとする人はまずいない。

以前にも書いたけれど、MIAU の言動に同調するつもりは全くないわけだが、それとは別に MIAU という組織を運営・維持していくのは大変なことだろうと、傍から見ていて思う。そのうち情報公開されるのだろうけれど、そんなに多額の寄付が集まっているとは想像しにくいからだ(あくまで想像だけど)。とくに最初はいいかもしれないけれど、だんだん話題性が乏しくなると、寄付も集まりにくくなるのではないか(そうでなくても金融危機の影響があるかもしれないし)。

もちろん、MIAU に賛同しないことは、何ら団体活動が必要ないということと等価ではないし、だから「それ以外の団体を立ち上げる程の事でもない」とも言わない。ただ、仕事を早めに切り上げたり、家族との時間を犠牲にしてまで「“自分で”立ち上げる」という覚悟がないだけだ。米 Creative Commons や wikipedia への寄付は、そういう負い目から逃れるためのささやかな抵抗でもある。まあ、誰かに「文句があるんなら、自分でやってみろ」と言われたわけではないけどね。

posted on 2009年4月24日 2:23 投稿者 mohno

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