『Santa Fe』問題
いまだに義理の弟(年上だけど)の名前をフルネームで覚えていないのだが(だって長いんだもん)、日ごろは、その一部をとって“サンタ”さんと呼ばれている。まあ、そんなこととは何の関係もなく、世間では『Santa Fe』が児童ポルノになるかどうか話題になっているようだ。おかげで中古価格が上がっているらしい(?)というのは、余談だが、このあたりのことが、
wikipedia にも書いてある。で、
民主党の枝野幸男議員は、法案提出者である自由民主党の葉梨康弘議員に対し、宮沢りえが17歳の時に撮影されたとも言われる[1]本写真集を取り上げ、出版当時は適法であり、150万部ものベストセラーとなったこの写真集を児童ポルノとして扱うことになるのかと問いただした。
と書いてあるんだけれど、これってホント? そもそも「17歳のときに撮影された」という“証拠”がないから違法性を問えない、のかと思っていた。だって、「撮影時に18歳未満でも出版時に18歳以上なら適法」であるなら、「15歳のときに撮影したものでも3年待って出版したら適法」ってことになりそうなんだけど、それっておかしいよね。まあ、そもそも『Santa Fe』が話題になった当時ですら「宮沢りえが18歳にもなっていた」ということに驚いた覚えがあるけれど・・・いやまあ。
もちろん個人差があるから、16歳でも「大人だなあ」という人もいれば、30歳過ぎても「子供だなあ」という人がいる、という話はあるだろうけれど、別に「大人試験」のようなものがあって大人になるわけではなく、法律上は「18歳未満」であれば児童だし、(未婚であれば)20歳にならなければ成年とはみなされない。未成年には判断力が十分に備わっていないから、“本人の意思”だけでは契約もできず、携帯も持てない。『Santa Fe』が17歳のときに撮影したのであれば、出版契約を結んだのも当人ではなく保護者である(おそらく)りえママが契約を結んだのだろうが、それってやっぱり問題じゃないのか。保護者の同意があれば児童ポルノの撮影はOKだってわけにもいかないだろう。いや、「あれはポルノではなくアートだ」という言い分はあるかもしれないが、それをもって児童ポルノを許してよい話にはならないよね。当時聞いた話としても、りえママから「あんたは、いずれ私みたいに太るから今が旬」みたいに言われていたとかいうし、「そういう話を間に受けてしまうところが子供だよねぇ」という側面もありそうなわけで、要するに『Santa Fe』問題って、今始まったことでもないんじゃないだろうか。っつか、「もっと落ち目になってから脱げよ」と言われていたりしたわけだが。
被害児童のいないものまで規制すべきかどうかはともかく、本人の判断力が備わっていない年齢での“撮影”には問題があるんじゃないだろうか。「これはアートだから」といって撮影に同意させて、まるっきりポルノだった、みたいなことになるかもしれない状況での“判断”が必要かもしれないわけで。現実、『Santa Fe』どうするんだという点については、いまさら当時の捜査をするわけにもいかず(どうせ時効だよね?)、明確な判断がないからグレーゾーンのまま、ってするしかないんじゃないかなあ。
※追記。映画『転校生』の小林聡美は16歳だったんだ。まあ、これはR指定じゃないけど(『Santa Fe』は18禁だよね?)