mohno

ドメインに関する話題を取り上げます。と思いましたが、まあ色々と。

2009年1月5日 - 投稿

タクシーというビジネス
楠正憲氏のタクシーに関する一連のエントリ(*1、*2、*3、*4)に対して、豊川博圭氏が根気よくコメントをつけている。こういうのを粘着質という人がいるわけだけど、話が終息しない原因が誰にあるのか考えるべきだと思うね。豊川氏は最新のエントリへのコメントで、1.ラーメン屋の消費市場は「悪貨を退場させる力」を持つ2.現状の流しのタクシーの消費市場は「悪貨を退場させる力」に欠ける以上、理解しましたか?と書いているのだが、どうやら楠氏にはその意図が伝わっていないようである。私も「消費市場」という用語の使い方がチトわからない面はあるのだけれど、ここは規制のない(ゆるい)市場という意味だと理解してエントリを書いておく。もっとも、私も別にタクシー業に詳しいわけではないし、それほど深く首を突っ込んだわけではない。日本のタクシー料金が海外に比べて割高ではないというのも、昨年のタクシー値上げ騒動(?)のときに知ったくらいだ。だが、豊川氏の話は理解できる(と思っている)ので、私なりの解釈を書いておこうと思った次第である。この質問に楠氏は「YesともNoともいえません。程度の差」と答えている。ところがこの答えの中で「キャンプ場にやってくる屋台のラーメン屋はまずくても商売になる」とも書いている。まさに、これがタクシーに起きることではないのか。ある意味、豊川氏の頭の中にキャンプ場のラーメン屋までは想定されていなかったんじゃないだろうか。その「程度の差」において、たいていの「ラーメン屋」では悪貨を退場させ、たいていの「タクシー」では悪貨を退場させないといっているんだと思うけれどね。まあ、私だって「キャンプ場にやってくるラーメン屋」を詳しく知るわけではないが、およそイベント会場の出店や、祭りの屋台でうまいものに出会うことはまずない。どんなに味を洗練させたところで、そのときやってきた客が、どこか別の場所で出店しているときに再び来てくれる可能性はない。「その場で文句を言われない程度の味と値段」であれば、十分にやっていける。これが、「いつも駅前にやってくる屋台」であれば、多少違ってくるだろう。「まずい」と評判になれば、客足がとだえる。まあ、そうなっても屋台なら別の場所に行けばいいのだが、ちゃんとした「ラーメン店舗」であれば、客足がとだえたらつぶれるしかなくなる(現実には、そんなにうまいラーメン屋ばかりじゃないんだが)。タクシーは、いわば動き回るラーメン屋である。少なくとも私は、これまでの人生において同じ運転手のタクシーに乗った覚えがない。しかも、乗ってみるまで(あるいは目的地に到着するまで)サービスの質はわからない。まあ、しょっちゅうタクシーで病院通いしているという人なら、(特に田舎なら)同じ運転手に遭遇する機会がある人もいるのかもしれないが珍しいのではないか。そもそもサービスの質といっても、普通は最短経路で目的地に到着するだけである。以前、初台から「渋谷の○○ホテルへ」と言って、GPS 続きを読む

投稿日時 2009年1月5日 0:09 投稿者 mohno : 1 コメント

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